消費増税は織り込み済みか?

[大阪市 16日 ロイター] – 日銀の黒田東彦総裁は16日、大阪市内で講演し、今年4月の消費税率引き上げは以前から予定されていたものであり、新たな景気の下振れ要因ではないと語った。また、日銀が想定する見通しから下振れ、2%の物価安定目標の実現に必要であれば、ちゅうちょなく政策調整を行う考えをあらためて表明した。

との報道がありました。

消費増税については様々な議論がなされており、財政健全化を目指すため消費増税を躊躇うなとIMFから促される、GDPの60%を占める消費の税率を上げるなんて、といった具合で様々な意見が飛び交っております。

財政健全化と景気回復の両方を同時進行で成し遂げることが至難の業であることは明白ですが、その大魔術ともいえることを為せてこそ真骨頂の発揮、といった所かもしれませんね。

幸いにも政権は安定しており、つまらぬ揚げ足取りに煩わされる心配も少なそうです。

今後の推移をとても興味深く注視しております。


By Admin|2014年9月16日|2014年,ニュースリリース|


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