リラックスと集中

日々のビジネスの場面などで、ストレスと無縁でいられる方はほぼ皆無であるでしょう。
部下の方であれば上司からのプレッシャー、管理職の方であれば板挟みの煩悶など、ストレスを感じる場面は色々あると思います。
そういった環境下でのストレスの処理の上手下手が、持っている能力や才能をどれほど発揮できるかということに大きな影響を与えているという面は否定できないと思います。
昨今ライフワークバランスの重要性が声高に言われており、それは非常に大事なことなのですが、一定の時間内に成果をきちんとあげるという前提条件を満たしてこそ実現可能という側面は否めないと思います。
ストレスを感じる環境下において、自分の能力才能を十分に発揮する方法として、一つにリラックス状態にある高い集中状態へと自分を持っていくことを挙げることができると思います。
スポーツの世界であれば、ゾーンと呼ばれている状態ですね。
実際問題ゾーンに入れる事は稀かと思いますが、それに近い状態へと自分を誘導することが可能になれば、ビジネスの世界でも何の世界でも遅かれ早かれ高い成果をあげることができるのは間違いないはずです。
そのためには、自分はどういった環境下の時に高いパフォーマンスを発揮してきたか?を振り返ってみて、それを再現性のあるものにする、という方法はとても良いと思っています。
こればかりは個人差が大きく百人百様でありますので、ああだからこうと方程式のようにはいきませんが、自分の心理的傾向や癖を俯瞰して抽出し、そこから自分の勝ちパターンを導き出すのが近道だと思っています。
これは頭で考えるだけでなく、紙に書きだしてみると、思わぬ発見があって面白いと思いますよ。
経済学の世界に、「心は温かく、頭はクールに(Cool Head,but Warm Heart)」という言葉がありますが、これを理想形の一つにするのも良いかもしれないと思っています。


By Admin|2015年5月19日|2015年,ニュースリリース|


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