才能の開花と成長

最近、『人は、誰もが「多重人格」 誰も語らなかった「才能開花の技法」(光文社新書) 田坂広志著』という著作を読みまして、とても興味深く印象に残る本と感じました。
こういう本に巡り合えると、やはり読書は素晴らしい、との思いを強くさせられます。
ここでは、著作の内容には出来るだけ触れないようにしたいと思っておりますが、一つだけ「そういうことなんだよね!!」と思わず膝を打った箇所には、さわり程度触れてみたいと思います。
老若男女を問わず、誰もがプレッシャーなどに苦しんだ経験があると思うのですが、これについてどう感じるか、どう考えるかで成熟度をある程度知ることができ、自分は今、どの程度のレベルなのかを量ることができるなと考えさせられました。
プレッシャーを感じて胃痛や吐き気などに苦しんでいる自分、そういう自分を楽しんでいる自分(これを乗り越えた時、少しかも知れないが成長できると知っている自分)、その二人を観察している自分。
今まで自身は「そういう自分を楽しんでいる自分」までのステージまでしか知らず、苦しんでいる自分とそれを楽しんでいる自分の両人を観察している自分、という視点を持つには至っていませんでした。
このことを知り得ただけでも、同著は非常に有益な本だったと思っています(もちろん、それ以外にも、深い知性を多く感じさせてくれる名著だと思います)。
俯瞰の大切さはよく言われるところでもあり、自分を赤の他人を見るように見ることができればなと常々感じているのですが、同時にこれほど「言うは易く行うは難し」な事柄もそうはないよなとも感じています。
自分を第三者のように観察する視点がない場合、投資や投機の世界では破滅的な結果を近づけることになりかねないと思っていますし、そういった方々は多く見てきたつもりでもあります。
成熟度と投資や投機の成果に、一定以上の相関関係があるはずだと感じているのですが、自身は「行動ファイナンスと投資の心理学」の専門家ではありませんので、誰かが分かりやすい名著を書いてくれるのをのんびり待とうと思っています(^_^;)
自分を第三者のように見ることと成熟度に何の関係があるのか?という疑問もあると思いますが、「あいつは自分が見えていない」といった言葉を使う場合、それは未熟者を指す言葉として使われますので、間違いではないはずです。
もちろん、俯瞰・観察する自分以外にも、才能の開花や成長について多くの示唆に富んだ分かりやすい技法などが同著には書かれています。


By epAdmin|2015年6月17日|2015年,ニュースリリース|


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