5 月29日の国内債券市場で長期金利は上昇(債券価格は下落)した。指標となる新発10年物国債の利回りは前日比0.040%高い1.075%と2011年12月以来、約12年5カ月ぶりの高水準をつけた。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始が遅れるとの観測から前日の米長期金利が上昇し、国内債に売りが及んだ。日銀が追加利上げや国債買い入れの減額など金融政策の正常化を進めるとの思惑も、前日までと同様に金利上昇の圧力となった。
3f1ecd3631c0ce2d89448ba68939b3ba-1ひまわり新聞496_0531 日本国債10年利回り1.075%が意味することとは!?
