NEWS RELEASE.24.6.21 過去にあった「預金封鎖」とは!?

2023 年末時点で日本銀行の日本国債の保有残高は580兆円を突破した。日本の国債の発行残高は約1100兆円なので、その5割を占める。日銀が異次元緩和を導入した2013年当時の保有残高は約130兆円だったので10年で約4.5倍。先進国では類を見ない異常な数字である。
その一方で民間銀行は逆に「国債離れ」が顕著だ。三菱東京UFJ、三井住友、みずほの3メガバンクを合わせた国債残高は2023年9月末から半年間で11兆円減少。長期金利の上昇により、国債を満期まで保有することによる損失に備え、国債を日銀に転売することで回避しようとしている。このような状況下、日銀だけが大量に国債を買い支えている現状を考えてみる。

NEWS-RELEASE.24.6.21
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