低欲望社会と富の移転

草食系男子とか、悟り世代とか、いわゆる若者たちへの批判らしき声を聞くことも多いのですが、若者は未来を映す鏡ですので、そういうものだと受け入れ対応する方が賢明かもしれませんね。
いつの時代でも一部の方を除き若いうちはお金がないのが常ですが、それでも「何とかなるだろう」と明るい未来を信じて疑わずお金を使えた世代は幸福だったのかもしれません。
それよりも、負債控除後の金融資産の80%超を保有していると言われている65歳以上の方々がお金を使わない事の方が深刻な事態だと感じています。
シニアマーケティングほど難しいものはないとも言われており、一括りにして捉えることが絶対に出来ないのがこの世代でしょうが、人類共通のものとして、子や孫を想う心は不変なのではないかと思っています。
ここまで書けば何を言いたいのか大よその見当は付くでしょうが、特定の高額商品(マイホーム・車・起業資金等)については一定の限度を設けて贈与税の免除を施すという施策をもっと積極的に進めた方がよいのではないかと感じています。
相続税・贈与税で税収を上げるのと消費税で税収を上げるのでは、消費税で税収を上げる方が素人目線では健全な気がするのですがどうでしょうか。
消費税での税収が上がると言う事は、それだけ消費が増えていることを意味し、内需の喚起に成功していることを意味していると思うからです
既に色々な施策は行われているようですが、もっと簡素化しつつ更に対象の幅を広げ、且つ「地方での居住を目的としたマイホームの購入・起業資金の提供」等、地方創生に絡めた部分については更に優遇策を手厚くする、など色々とアレンジできそうな気もしています。
シンガポールのリー・クアン・ユー元首相は「もし私が日本の若者なら、他の国への移民を考える。」と発言しており、それも一理あると思うのですが、それよりも都会で一定の修業を経た後、地方へ行き(戻り)そこで起業する、というのも魅力的な選択肢だと感じています。
地方にいるとその地方の良さが当たり前になっていて自分達では気付かない、と言う事は往々にしてありそうですからね。
日本から出ずにずっとそこにいると、日本のありがたみや良さが理解できないのと似ているかもしれません。
ところで、以前に「まだ、都会で貧乏やってるの?」という著作を読ませて頂いたのですが、とても興味深い内容で、そういうやり方・考え方もあるのだなと思わず膝を打ったのを思い出しました。
色々な選択肢があると思うのですが、元気で明るく健康的な社会の実現により近づいていったら、それはとても素晴らしい事だと思っています。


By Admin|2015年1月12日|2015年,ニュースリリース|


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