災害時に役立つ豆知識

16日(水)23:36、福島県沖を震源とするM7.3(最大震度6強)の強い地震が発生しました。
東京でも、東日本大震災を思い起こさせるような激しい揺れが長時間続きました。
今年で11年目になる「東日本大震災」。
今回の震源地である福島県沖は3.11の余震域とされており、11年が経った今でも、
巨大地震の影響の大きさに驚かされます。
いえ、地球規模から見れば、長い歴史の中の「たった11年」なのかもしれません。
改めて、自然災害というのは人智の及ばない恐ろしいものだと思い知らされた、一昨夜の地震でした。

さて、首都圏ではあちこちで停電が発生しました。
テレビも照明も付かない真っ暗闇の中、スマホの明かりだけを頼りに過ごしました。
寝静まった時間帯の地震は、子どもはもちろん、大人であっても心細く感じるものです。
まずは明かりを確保することが、心を落ち着かせるためにも重要ではないかと感じました。

もし手元に懐中電灯がない場合、身近にあるものを使うことで、「簡易ランタン」が作れるのを
ご存知でしょうか。
その方法はとても簡単。
空のペットボトルに水を入れ、そのペットボトルを下からスマホのライトで照らします。
たったこれだけです。
スマホのライトだけだと照らす範囲が狭いのですが、中の液体(水)に反射することで、
光が広い範囲に拡散します。
勿論照明のような煌々とした明かりには劣りますが、ご家庭にあるもので
ちょっとした明かりを簡単に作ることができるのです。
火を使わないので、お年寄りやお子様がいるご家庭でも安心ですね。

普段から準備は万全にしておくに越したことはありませんが、
ちょっとした工夫が、イザというときに役立つということを覚えておきたいと思います。


By Admin|2022年3月18日|2022年,ニュースリリース|


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