世にも珍しい緑色の桜?

満開に咲き誇った桜もピークが過ぎ、葉桜が混じるようになりました。
「花の命は短い」と言いますが、本当にその通りで、風に乗ってハラハラと舞い散る姿は、
美しさと同時に儚さを感じさせます。

さて、桜というとほとんどの方はソメイヨシノをイメージすると思いますが、
緑色の花びらの桜があるのはご存知でしょうか?
「御衣黄(ぎょいこう)」という名の桜で、名前の由来は貴族の衣服(御衣)の萌黄色に近い
からだそうです。
江戸時代に京都の仁和寺で栽培されたのが始まりと言われる、れっきとした日本原産の桜です。
花びらが緑色であることから、遠目から見ると葉が青々と茂っているように見えるかもしれませんね。
しかし、この桜の面白いところは緑色だけではありません。
なんと、咲き始めから散る間際まで、花びらの色が変化する桜なのです。
花びらにクロロフィルという緑色の葉緑体を含んでいるため、咲き始めは淡緑色をしています。
その淡緑色が、咲き進むにつれて中心部が赤く染まり、最盛期を超えると美しいピンク色に
変わります。
時間とともに表情を変えるなんて幻想的ですよね。

この御衣黄桜の見頃は4月中旬~下旬だそうです。
希少な桜とはいえ、日本各地(沖縄を除く)の100ヶ所以上で見られるそうです。
お花見のタイミングを逃してしまった方やいつもと違う雰囲気で桜を楽しみたい方など、
ご興味がありましたらご覧になって見てください。


By Admin|2022年4月7日|2022年,ニュースリリース|


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