海外事業部(石油・ガスタンク基地事業)
 
 
イーパートナーズ株式会社は、2016年からインドネシアの石油タンク・ガスタンク基地事業を支援しています。
この事業は、ジャワ島の広大な土地に石油などの備蓄基地を造る、インドネシアの国家的プロジェクトです。
インドネシア国内での新型コロナウイルスの大流行により、工期の修正を余儀なくされていますが、コロナがある程度収まり工事が再開すれば、タンク容量 2万 KL(1万KL、5,000KL、2,000KL、1,500KL×2 )、桟橋 3万重量トンの建設工事は 18ヵ月以内に完了する可能性があります。
※近日中に再開予定です。
 
 

[工事計画] 第 1 期(27ヘクタール) のうち第 1 段階の工事内容
・仮設道路工事及び道路工事
・事業地内の池などの埋め立て工事
・5万トンタンカー接舷のための桟橋工事
・沖合の浚渫工事
・2万KL(1万KL、5,000KL、2,000KL、1,500KL×2)の石油タンク建設
・事務所の建設など

[工事実績] 
・仮設道路工事及び道路工事
・事業地内の池などの埋め立て工事
・護岸工事
・5万トンタンカー接舷のための桟橋取付土手道の建設
・1,500KL×2石油タンク建設(塗装除く)
・1万KL、5,000KL、2,000KL 石油タンクの基礎工事(杭打ちは完了)
※タンクの躯体部分は完成しており工場にて保管中。
・メインゲート架構
・アクセス道路の建設
・エリアフェンスの設置
・排水溝
・水消火栓用水槽
・ローリー充填設備構造物と舗装
・監視ポストとガードポスト構造物
・堤防
・埋設管用コンクリートピットの建設

[今後の工事の見通し]
これからの工事はコロナの収束に左右されますが、近日中に再開予定です。
・仮設道路工事及び道路工事
・事業地内の池などの埋め立て工事
・5万トンタンカー接舷のための桟橋工事
・沖合の浚渫工事
・2万KL(1万KL、5,000KL、2,000KL、1,500KL×2)の石油タンク建設
・事務所の建設
上記、第1期(27ヘクタール) 第1段階の工事と並行して、以下が行われます。
・桟橋設備及びタンクターミナルの操業許可
・標準操業手順書の作成
・ISO品質と商取引関係の取得の準備
・今後の港湾マスタープラン調査の作成

 

インドネシアでは、既に2021年1月に大統領がワクチン接種を行い、今後国民への接種が広がります。
その後は、工事が順調に進む見通しです。

 
 
 
 
 
 
 

インドネシアのコロナ感染状況

インドネシアも新型コロナウイルスの影響を受けています。
2020 年3月2日にインドネシアで新型コロナウイルス感染が確認されました。
2020 年4月9日までに、感染は国内の34の州全てに広がりました。
最も被害が大きかったのは、ジャカルタ、西ジャワ州、中部ジャワ州で、全国の総症例数の約48%を占めています。
1日あたりの新規感染者の増加が最も大きかったのは2021年1月16日で、14,224人の感染者が出ました。
2021年1月17日現在、インドネシアでは90万7,929人の感染者が報告されており、フィリピンを抜いて東南アジアでは最多となっています。死亡者数はアジアで3位です。
インドネシアでは、これまでに人口2 億6,900 万人に対して555 万5,428人(100万人あたり約2万606人)を検査しています。
※インドネシアの人口は、日本の人口(1 億2,596万人)の2倍以上の2億6,900万人です。
全国的なロックダウンを実施する代わりに、政府は、いくつかの県や都市のための大規模な社会的制限(インドネシア語:Pembatasan Sosial Berskala Besar、略称PSBB)を行いました。
ジャカルタやスラバヤなどの大都市封鎖も何度か行いました。
特にジャカルタでは、官公庁や銀行、会社が長期間休業になりました。また、現在でも、会社への出社率25%以下、レストランやモールの夜7時までの営業規制が継続されています。

インドネシアのプラント耐震技術

イーパートナーズがインドネシアで建設を支援している石油タンクターミナルは、ジャワ島東部のスラバヤにあります。
インドネシアは地震大国ですが、ジャワ島は地震が少なく、特にジャワ島東部は地震が少なく安全な立地です。
インドネシア公共事業省が2010年に発表した地震ハザードマップでも、ジャワ島東部は地震の危険性が低いことが分かります。


インドネシアは地震国のため、耐震技術にも関心が深いです。
地震観測については、日本の気象庁に相当するBMKGは、日本を含む海外と積極的に技術交流しています。
REKAYASA社などの大手エンジニアリング会社は、日本をはじめとした海外の大手エンジニアリング会社と連携して技術の向上を図ってきました。
インドネシアには多数の大型の石油精製プラントや石油化学プラントが存在しますが、これらの大半は海外の大手エンジニアリング会社や国内の大手エンジニアリング会社によって設計されています。
これらのエンンジニアリング会社では、際的な設計ソフトが用いられ、定評のあるアメリカの耐震設計基準を適用して設計されています。
インドネシア国内でも、耐震基準の作成や改定が熱心に行われています。

インドネシアのGDP成長率は、2009年には世界景気後退の影響を受けて4.63%へと落ち込みましたが、その後は順調で、5%~6%前後の実績を保っています。
インドネシアは成長市場であり、中東やアジア諸国からも注目が集まっています。

イーパートナーズは、石油タンクターミナルの完成に向けて引き続き支援を行って参ります。

2021年4月
イーパートナーズ株式会社

インドネシア石油備蓄基地事業のご紹介

インドネシアはASEAN最大の産油国ですが、原油については輸入超過の状況にあります。
今後、産油量が先細り、内需の急拡大に追いつかなくなることが予想されます。
このため、インドネシア政府は、輸出用の製油所を新設し、石油精製産業を育て、石油製品の輸出を増やす方針に転換しました。

現在のインドネシアの石油備蓄量は約12日分(2016年末)です。
これに対し、日本の石油備蓄量は約222日分(2017年)です。
インドネシアの人口は2億6,199万人(2017年)で、日本の1億2,709万人(2016年)の2倍超です。

政治経済基盤が大きく安定した現在、インドネシア政府は石油備蓄量を早期に30日分、約4,500万バレルに引き上げる目標を掲げています。
弊社が開発を支援している石油備蓄基地は、この国家目標に基づく、インドネシア経済の発展にとって重要な使命を帯びた開発事業です。
インドネシアの2050年の予想GDPが日本を抜いて世界4位に躍り出ることを考えると、タンクを作れば作っただけの需要があると言っても良さそうに感じます。

事業地内には、燃料貯蔵タンクの建設だけでなく、工業用の土地を大手石油会社に貸し出すための埋め立て工事、国内で産出した原油を運んでくる10万トンクラスのタンカーが接岸できる埠頭、埠頭から工場へのパイプラインなどの建設も行われています。
最終工期が完了すると、合計800ヘクタールの、インドネシアでも最大級の石油備蓄基地となります。

弊社の担当者も視察に訪れており、事業が順調に進んでいることを毎年確認しています。
基地全体の敷地の広大さ、各オイルタンクの巨大さに毎回圧倒されます。







石油備蓄基地の開発という、スケールの大きな仕事を通じてインドネシアの経済発展に協力していることに思いを馳せると、身が引き締まると同時に、心が躍ります。

2021年4月
イーパートナーズ株式会社


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