アラン・ドロンとジャン=ポール・ベルモンドが主演した『ボルサリーノ』では、町の顔役を排除してのし上った若いギャング2人組みが、ラストで互いを思いやってコンビを解消する決心をした直後、片方が敵に銃撃される。残ったもう一人は相棒の亡骸を抱えて呆然とするところでエンドロールとなる。フランス映画のラストシーンは往々にして、こんな感じで淡々と皮肉である。
c528f6e8bd98afc08b36109deb3da024-1ひまわり新聞428_0106 フランス映画のようなラストシーン「鎌倉殿の13人」簡潔!
