秋が急に深まってまいりました。秋といえば秋刀魚(サンマ)や鯖(サバ)など、秋が旬の魚がとても美味しくなる季節です。ここで、「秋鯖は嫁に食わすな」といった格言がありますが、一般には「美味しい鯖を嫁なぞに食べさせるのはもったいない」という姑のイジワル心からの言葉と思われています。しかし実は正反対の意味もあり、足の速い(痛みやすい)鯖を食べて、お嫁さんが身体を壊さないように、という思いやりの言葉だったりもするのです。
日本語には、こうした、一般に知られている意味と、本来の意味がかけ離れた言葉も多くあります。こうしたことがあるのも、日本語の豊かさなのではないでしょうか。
ひまわり新聞466_1013 豊かな日本語を調べなおしてみたら
