1.紹介
1.1 ワームウッドとは
ワームウッド(学名 Artemisia absinthium)はキク科の多年草で、ヨーロッパやアジアで古くから利用されてきたハーブ。強い苦味と芳香を持ち、消化促進や寄生虫駆除の目的で伝統的に使われてきた。アブサン酒の香味付けにも使用されるが、ツジョン成分には神経毒性があるため注意が必要。
1.2 ワームウッド・コンビネーションとは
ワームウッドを中心に複数のハーブを組み合わせた処方。代表的な構成にはブラックウォールナット葉、クワッシア、クローブ、メイルファーンなどがあり、消化や腸内環境の改善に利用される。

1.3 使用形態と注意点
乾燥葉ティー、チンキ、カプセル、オイルなどがあり、ツジョン含有により長期・高用量の使用は避ける。妊娠・授乳中、てんかん、肝腎疾患のある方は使用を控える。
2.効能・期待される作用
消化促進・胃腸作用
苦味成分が胃液や胆汁の分泌を促進し、食欲不振や消化不良を改善。
寄生虫・微生物対策
伝統的に腸内寄生虫対策に使用され、抗寄生虫作用が報告されている。
抗炎症・鎮痛作用
アルテミシニンなどが炎症性サイトカインを抑制し、痛みや炎症を軽減する可能性。
抗酸化作用・肝機能保護
フラボノイド類による抗酸化作用があり、酸化ストレス軽減や細胞保護に寄与。
その他(神経保護・気分改善)
神経細胞保護や認知機能維持の報告もあるが、臨床データは限定的。
3.活用ポイント
相乗効果を目的とし、消化不良や腸内環境改善、便秘、寄生虫対策などに補助的に使用される。信頼できる製品を選び、専門家の助言を受けることが推奨される。
