朝、会社に行くのがしんどい、朝なかなか布団から出たくない、なんとなくやる気が出ないし、不安を強く感じる、そんな気分になることはないでしょうか?
有名なのは5月病・6月病と言われるもの。生活環境が変わる4月からゴールデンウィークを経た、このタイミングでなりやすいため、ひどくなる前に対処法を覚えておきたいところです。
■環境の変化によるストレスが大きな原因
異動、就職、転居、役職変更などで環境が変わることにより、見えないストレスが溜まり、それがゴールデンウィーク明けあたりから心身にも反応が出はじめるのです。
予防・対処法の基本は、なによりもストレスを溜めないこと。
- ムリをしすぎない
- ネガティブな見方に陥らない
- 心身ともにリフレッシュする
時に、仲間と会話をしたり、先輩に相談をしたり、第三者の力を借りることも効果的な対策です。
特別なことではなく、誰でもかかる可能性があります。
そこで、今回は、「ストレスコーピング」について紹介したいと思います。
■ストレスコーピングとは?
ストレスコーピングとは、認知行動療法(心理学)をベースとした、トップアスリートからトップビジネスパーソンにおけるストレス対処の技術として広がりを見せるメンタルスキルです。
ストレスコーピングには以下の4つの対象があります。
刺激に対するコーピング:ストレスを感じる刺激から、ムリせず物理的に離れる。
評価に対するコーピング:フラットにものを見ることで実は深刻ではないことに気づく。
反応に対するコーピング:それでも、ストレス反応が出そうなら、心身ともにリフレッシュする。
社会的支援コーピング:一人で解決できないことは、第三者の力をかりて、解決を図る。
鋼のような強さでがんばるより、柳のように柔軟に対処する、そんなイメージです。
■5月病・6月病の予防と対応策
✓ムリをしすぎない
あまりにしんどいと感じた時は決して無理をしないこと。具体的には休息、休憩を入れることを忘れてはなりません。
まず睡眠。早く寝て早く起きる、生活のリズム整えることが極めて重要です。
時として、休むことで仕事から離れるといったことも戦略的な判断。疲れた時、あえて“遠ざける”ことは悪いことではないのです。
✓マイナス思考、完璧思考に陥らない
プレッシャーやストレスを感じた時、実態以上にネガティブに捉えてしまうのです。
「あの人ならもっとうまくできるんじゃないか」、「ひょっとすれば能力がないと思われているのではないか」といった詮索とも言えるマイナス思考に陥りやすいもの。
また、ミスをしてはいけない、よりよく見せないといけない、そんな完璧思考も同様です。
周囲から見ると、それほど厳しい目を向けていることはないと言っても過言ではありません。
✓体と心をリラックスさせる
それでも、ストレスを感じた時は、心身ともにリラックスさせることも大事な判断です。
お風呂でゆっくりしたり、ジムに行って汗を流したり、オフィスでもストレッチをしたり、窓から遠くをながめたり、会社までの往復に心が落ち着く音楽を聞いたりするのもよいでしょう。
✓話し相手を見つける、時には相談にものってもらう
やはり、人に話を聞いてもらったり、相談にのってもらったりすることは、ストレス解消に大きく役立ちます。
思いを吐き出したら、スッとした経験もあることでしょう。
また「ちょっとだけ話を聞いてもらってもいい?」「先輩、少し話を聞いてもらっていいでしょうか?」、そんな“聞いてもらう接点”を持つこともおすすめです。
■まとめ
強靭な強さより、しなやかに“しなる”ことこそが本当の強さ。覚えておくとストレス予防に大いに役立つと思います。
人生(仕事)は長く、マラソンのようなもの。ムリをしないことも戦略です。