個人の生成AI活用術

ChatGPTの登場により生成AIへの関心が高まり、企業や個人問わず「生成AIブーム」が起こっています。実際に、3分の2以上の企業が生成AIを活用または推進しています。しかし、生成AIの有用性は知っていても、日常生活でフルに活用できている方は多くないのではないでしょうか。

1.そもそも生成AIとは

生成AIとは、大量のデータを学習したモデルが、プロンプト(指示文)に応じた新たなコンテンツを作成するAIのことです。
AIは、音声や文字などのデータを「認識」する用途でも利用できますが、学習データをもとに新しいコンテンツを「生成」することも可能になっています。具体的に生成AIでは、動画・音声・画像などのコンテンツを生成できます。
生成AIは世界中で注目を浴びている技術であり、2024年の時点で67%もの企業が生成AIを活用または推進しています。
このような情報を聞くと「企業レベルだからこそ活用できる技術なのでは」と思われる方もいるかもしれません。しかし、生成AIを上手に使いこなせば、個人の生活を豊かにすることも可能です。

2.日常生活での生成AI活用事例

日常生活では、以下のような用途で生成AIを活用できます。

  • 文章作成補助

大規模言語モデルを搭載した生成AIは、文章タスクをこなすことが可能です。具体的には、記事執筆やメールの作成、文章添削などの用途に活用できます。
例えば、文章生成AIに「〇〇さんに□□を伝える手紙を書いて」「□□のニュースの概要を教えて」などと聞くことで、目的の文章を得られます。
長い文章や、書きなれていない丁寧な文章は意外と執筆の時間がかかるものです。しかし、生成AIを利用すればすぐに文章の骨子が完成します。
文章生成AIの注意点として、機械感の強い文章を出力することがあるため、これを防止するには、「親しみやすく、自然なトーンで書いてください。人間らしさを感じさせる表現や、共感を呼ぶ言葉を盛り込むよう心がけてください」などの条件をプロンプトに追加するとよいでしょう。

  • 料理レシピの提案とアレンジ

献立に迷ったとき、生成AIに冷蔵庫の余り物や希望のジャンルを提示することで、それに沿ったレシピが得られます。
例えば、「〇〇と□□を使った15分以内で作れるレシピを教えて」「冷蔵庫に〇〇、〇〇…がある。全て使ったメニューを教えて」などと聞くとレシピを立案します。
献立が思い浮かばないときや、いつもと違う系統の料理をしたいときなどに最適です。
また、1週間分のレシピとともに、買い出しリストを提示してもらえば、買い物も楽になります。
そのほか、アクセントをつけたい際には「△△の隠し味におすすめの調味料は?」などと聞けば、いつもと違った味が楽しめるかもしれません。

  • 旅行計画の立案

文章生成AIでは、旅行の計画を立てることが可能です。
例えば「2泊3日で〇〇の主要な観光地を回るプランを教えて」と入力すれば、日程や目的地などの計画を立ててくれます。
旅行計画がすぐに立てられるため、旅行先で急に時間ができた際や、忙しくて計画が立てられないときに有効です。
より自身に合った回答を求めるなら、「〇〇で最高の□□が食べられる場所のリストを上げて」「〇〇から半径△△キロ以内のウォーキングツアーを提案して」などと、地域や時刻、内容を絞って質問するとよいでしょう。
ただし、AIは不正確な情報を出力することがあります。そのため、存在しない観光名所やホテルが日程に組み込まれたり、現実的に無理のある旅程を提案されたりすることがあります。念のため、日程や目的地を確認してから出発するようにしてください。

まとめ

生成AIを活用すれば、日々の面倒な作業や考え事を大幅に減らすことができます。
本記事で紹介した例以外にも活用できるので、楽にしたい作業があれば生成AIで省力化できないかを考えてみてください。
使い方をマスターすればさまざまな用途に利用できるので、気になるツールから試してみてはいかがでしょうか。

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