動機善なりや、私心なかりしか

現日本航空(JAL)名誉会長、稲盛和夫氏の言葉です。
DDI(現KDDI)を設立し、当時NTTの寡占市場だった電気通信事業に参入するに当って、半年間、自身に問い続けた言葉だと言われています。
初めてこのエピソードを知った時、「世の中には、すごい人がいるものだなぁ」と、心地よい驚きを得たことを、今でも鮮明に覚えています。
自身も判断に迷い、あれこれとこんがらがってきた時など、原点に立ち返り、上記の言葉を思い出し、それに則って決断をするように心掛けています。
青臭く思われるかもしれませんが、自分の損得を度外視して、動機が善なるものであると自信を持って言える決断であったのなら、結果はそんなに悪いことにはならないことが多い気がします。
もちろん、損得勘定をいったん外に置きますので、一時的に損をしたかのように見えることも起こり得ますが、案外帳尻は合うものだという実感はあります。
また、別の尊敬する企業経営者の方で「情けは人の為ならず」「損して得取れ」を心掛けなさい、と仰って下さる方がいるのですが、こちらも「動機善なりや、私心なかりしか」に通ずるところがあるような気がしております。
幾多の厳しい試練からも安易に逃げず、真正面から正々堂々と戦ってきた先達の経営者の方々の言葉は、非常に奥深く本質的で、とても有り難く拝聴させて頂いております。
それらの方々には遠く及びませんが、日々の仕事を通じて、本質の一片でも身体で理解出来るようにならねば、と思っております。


By Admin|2014年2月19日|2014年,ニュースリリース|


Page Top