おもしろき こともなき世を おもしろく

高度成長期を経てバブルを謳歌し、その後のバブル崩壊後何度か小さい経済の上昇局面がありましたが、国民全体の体感として好景気を感じられることは皆無であったと言っても過言ではないような気がしています。
もちろん、個人や会社の頑張りで好景気の企業やそこで活躍した方達は、自助努力によって大いに繁栄を謳歌したことでしょう。
それはとても素晴らしいことだと思います。
GDPが約500兆円で高止まりし成熟の感を呈している日本経済ですが、かつてのような大量生産・大量消費と言うビジネスモデルはすっかり過去の遺物となり、ガンホーのパズドラや漫画のワンピースのように、素晴らしいソフトやコンテンツが大きな富を生む時代になったのかもしれません。
国策としてもクールジャパンを推進していますね。
そういった時代だからこそ、学歴や資格などに捉われず、独創性や本質を捉える能力が大いに報われる気がするのですが、学歴信仰・スキル信仰は安定志向の強い方々を中心に依然強い勢力を保っているような気がします。
コジンマリと汲々としている環境下におかれた時など煮詰まった際には、一人もっともらしい顔をしながら頭の中では飛躍して「おもしろき こともなき世を おもしろく」という言葉を思い出すようにしています。
もちろん、現実を無視したり反社会的な事などは言うべくもないのですが、「命まで取られるわけでもないのだから、この苦境を遊んでやれ」位の気持ちでおりますと、ヒョンなことから妙案が浮かんできたりするのですから不思議なものです。
「何せうぞ くすんで 一期は夢よ ただ狂へ」も好きな言葉ではあるのですが、これは言わない方が良かったですかね(^_^;)
いずれにせよ小さな殻や常識などに捉われず、超えてはならない一線さえ絶対に超えないようにする限りにおいては(金融業界では、これは非常に大切です)、大胆不敵で桂馬飛びのような飛躍したアイデアであったとしても、大いに発言できチャレンジできる環境というのは面白いだけに留まらず、百に一つ位は大きい生産的な結果に繋がるような気がしています。


By Admin|2014年6月1日|2014年,ニュースリリース|


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