参院選2016がついに幕を開けました。
7月10日(日)の投票日に向けて、各政党の候補者や代表が都市部や地方の街頭、テレビやラジオで各政党の政策や各候補者の主張を熱く繰り広げております。
今回の選挙で注目すべきところは、発足から約3年半に及ぶ安倍政権の是非が問われる選挙になることです。
この間、今後の日本がどのような方向に舵を切るのか、転換点ともなるような政策論争が展開されてきました。それも道半ばでありますが、今後、さらに政策を進め完成に向かっていくのか、それとも、新たな方向にさらに舵を切るのかといった重要な節目にもなると思われます。
もう一点、今回の選挙で注目すべき点は、投票ができる年齢を満18歳まで引き下げたことです。
元来、選挙や政治に関心が薄かった層に投票権を与えたことは、今後、世代の中心となっていく者に10年、20年後さらにその先の日本のあるべき姿を真剣に考え、貴重な一票を投じてもらう上で重要なことであります。
同時に、各政党や候補者は、政党批判に徹するような選挙戦を行うのではなく、真剣に将来の日本のあるべき姿を考え、政治に関心が薄かった層にも分かり易い、かつ実効性の高い政策の主張を行ってもらいたいものであります。
多くの有権者がこれまで以上に政治に関心をもち、より良い日本になる為の選挙となるように、期待をしています。