千葉ロッテマリーンズ ZOZOマリンスタジアム観戦リポート

4月25日(日)、行って参りました!千葉ロッテマリーンズのホームゲーム。
この日の対戦相手は福岡ソフトバンクホークスで、3連戦の3日目でした。1戦目は2-3でホークスの勝ち。2戦目は11-9でマリーンズの勝ちでしたが、この2戦目は4時間半にわたって逆転、また逆転を繰り返す、大熱戦となった模様。・・・今シーズンはコロナ対応のために延長戦は行わないことになっておりますから、もちろん、9回まででこの時間になったわけです。凄いですね。両者譲らず1勝1敗、3戦目の勝負は如何に?! 前の日からすでにワクワクしています!

さて当日、マリンスタジアムの最寄り駅、JR海浜幕張駅に降り立つと、マスコットキャラクターのマー君とリーンちゃんが駅前広場でお出迎えしてくれます。

スタジアムまでは歩いて15分程。途中、幕張新都心の近未来的なビル群を抜けて、歩道橋に上ると、街路樹の向こうにスタジアムの屋根がちらっと見えました。そこからは緑豊かな遊歩道を通って球場に向かいます。

そして到着!開場時間は11:00です。試合開始は13:00ですが、スタジアムはすでに大勢のファンで賑わっておりました。すぐとなりに建つ「マリーンズ・ミュージアム」は、2005年シーズンにマリーンズが日本一に輝いたことを記念して、2006年夏にオープン。優勝トロフィーや様々な資料を展示するほか、1階にはグッズを販売するマリーンズストアも併設しています。店内は広く、フラッグシップ店と位置付けられているため、他のショップよりも多くの商品が揃っているようです。

入り口脇には選手の皆さんが勢ぞろいして写っているパネルがありました。台に上ってパネルを背景に記念写真を撮ることもできます。
ゲートでチケットをチェックして場内に入ると、各所に消毒用アルコールが設置されていて、観客もスタッフもマスクの着用が必須、座席には一つ置きに使用禁止の張り紙があります。応援は大声を出さずに拍手でお願いしますと、アナウンスが流れています。フードコートは通常通りに営業しているので、お昼ごはんを選ぶのも楽しみの一つ。テーブルなどは撤去されているので、それぞれの座席で食べます。

グラウンドでは打撃練習が行われていました。最上階の席だったので、全体がよく見渡せます。開始30分前になると、イベントが始まりました。チアリーダーと一緒にマスコットのマー君たちが愛嬌を振りまき、女性シンガーのBeverly(ビバリー)さんがマリーンズの応援歌「We Love Marines」を歌い、ダンス&ヴォーカルグループDa-Ice(ダイス)の岩岡徹さんの始球式、そして男性ヴォーカルグループSOLIDEMO(ソリディーモ)のメンバーによる国歌斉唱は、アカペラのハーモニーがとても美しかったです!・・・それから、かもめマスコットのマー君たちとは別に、最近現れたキャラクター『謎の魚』がCDデビューしたとかで、歌って踊って跳ねまくっていました(笑) 

 さあ、いよいよ試合開始です。スタメン発表はDJ KOOさんによるクラブ風パフォーマンスで行われました! 先発ピッチャーは、2020年大学生ドラフト1位で入団した新人の鈴木昭汰投手、ホークスは松本投手です。開始から4回まではマリーンズの1得点のみで、両チームとも静か。お客さんも静か。試合が大きく動いたのは5回裏のマリーンズの攻撃でした。3番中村選手のタイムリーヒットで、先に出塁していた捕手の田村選手とマーティン選手がホームに帰り、さらに続いて4番安田選手が2ランホームランを打ったのです! 一気に4点を追加、ここから打線に火が付きました。6回にも指名打者の山口選手がホームランを打つなど、さらに3点を追加、リードを広げました。一方のホークスは、ヒットの数ではマリーンズと変わらないのになかなか得点に結びつかず、苦しんでいる様子でしたが、こちらも終盤に入ってからようやくエンジンがかかったようで、7~8回で3得点、そしてなんと9回に2本のソロホームランが飛び出し、ほとんど勝利を確信していたマリーンズファンをヒヤリとさせてくれたのでありました。結果は8-5でマリーンズの勝利。3時間半近い試合でしたが、意外にもあっという間に感じました。ヒーローインタビューは、7回途中まで投げて勝ち権利を得た鈴木昭汰投手、嬉しいプロ初勝利です!おめでとうございます!

その日の夜、NHKのスポーツニュースでこの試合がピックアップされて、解説の上原浩治さんが、勝敗の分かれ目は2アウトからの抑えにあったと言っておられました。相手を2アウトまで追い込んだ後、そこから無失点に抑えられずに得点を与えてしまうと、投手も野手も精神的に大きなダメージを受けるので、その後の試合展開にも影響が出やすいのだとか。ホークスはそれが上手くいかず、一方のマリーンズは外野手の好守もあって7回に入るまで無失点に抑えられたので、その勢いのまま相手の追撃を振り切ったというわけです。
打球音、投手の投げる球のスピード感など、球場での観戦ならではの楽しみをたくさん経験できました。
新型コロナウイルス感染対策のために、ちょっと窮屈になってはおりますが、皆様にも、機会がありましたら是非、スタジアム観戦をお勧めしたいと思いました。


By Admin|2021年5月12日|2021年,ニュースリリース|


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