なでしこ銘柄

なでしこ銘柄は、経済産業省が東京証券取引所と共同で女性活躍推進に優れた企業を選定・発表する事業で2012年度より行われております。
アベノミクスの成長戦略の中核と位置づけられている「女性活躍推進」の取り組みの一つのようです。
「女性活用推進」に優れた上場企業を中長期の企業価値向上を重視する投資家にとって魅力ある銘柄と紹介することを通じて、そういった企業への投資を促進し各社の取り組みを加速化させる狙いがあるようで、中長期での投資を考えている方にはスクリーニングの一つとして大いに活用できるような気がします。
また、8月23日(土)の日経新聞の記事に「女性役員数・比率開示を」という記事が出ておりまして、内容としましては
金融庁は22日、大手企業や上場企業に女性役員の人数を開示するよう義務付ける情報開示の改正案を発表した。 ~略~ 企業が女性を活用できるかどうかは中長期の競争力をみるのに役立つ。情報開示で投資家の評価を受けれるようにすることで、企業が女性を登用する動機づけにする。
というもので、こちらも投資先企業を探す際に大いに活用できそうです。
大企業の役員ほどまでに成るには男女問わず余程優秀でないと・・・、というのが我々の庶民感覚かもしれませんが、「イクメンプロジェクト」など男性従業員の育児参加を促す活動なども草の根レベルで活発化しており、働く女性が大いに気にしているであろう、出産・育児に対するサポートや理解が確実に広がりを見せてきているような気がします。
現実問題として、女性にしかできない事(授乳等)や男性が得意とする分野(力仕事等)といった事はあるでしょうから、より理解が進んで、ライフワークバランスの実現や生産性の向上がもたらされれば、もっともっと明るく元気な日本へと近づいていくような気がしております。


By Admin|2014年8月25日|2014年,ニュースリリース|


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