身体を温め 空腹でいれば 病知らず

冬から春への季節の変わり目、みなさま体調など崩されておりませんでしょうか。体調を良く保つには、いくつかの秘訣があると言われています。身体に害があると考えられる添加物などを極力摂らないこと、規則正しい生活をすること、適度な運動をすること、などなどです。今回は、病気にならないため、もしくは病気を治すには、身体を温めることと空腹でいることが大切だと訴える石原結實(いしはらゆうみ)先生の考えをご紹介いたします。

冬になり、身体が冷えると体調が悪くなったり、気分が落ち込んだりしないでしょうか。そんなの普通と思われる人も多くいるようですが、これを詳しく説明している人は多くいません。ただし昔から、親に「お腹を冷やさないように腹巻をしなさい」とか「足を暖めるためにも短いスカートなんか履いちゃダメ」と言われていたのを思い出さないでしょうか。
ここ数十年でエアコンは素晴らしく進化し、建物の中はもとより、鉄道の駅なども寒い場所が少なくなり、身体が冷えることが減ってきています。身体を冷やさないようにすることに以前ほど気を付けなくなっているのも事実なのではないでしょうか。
お腹には健康情報がつまっている
お腹は冷やしてはいけないというだけでなく、逆にお腹を触ることで、その人のさまざまな健康状態を推測できると石原先生は言います。
“たとえば、手のひらでお腹を触って冷たいなら「体全体が冷えている、つまり低体温の状態にあり、体内の新陳代謝と免疫力が低下している」と推測できる”とのこと。

そのほかにも、
・臍(へそ)より上は暖かいが、臍より下が冷たい ・・・ 女性に多く、下半身が冷えていて、血や熱や気が下半身に存在できなくなっている状態。動悸、息苦しさ、嘔気(おうき)、顔の発赤・発心、イライラ、不安、焦燥感など、女性特有の更年期障害や自律神経失調症の現れ。
・仰臥位(仰向けに寝た姿勢)で腹部を指で押さえたとき、腹部大動脈の拍動に触れる ・・・ 「臍上悸(さいじょうき)」といい、不安、不眠、心臓病の存在、性格的に気弱、神経質であることを示唆。
・腹部を叩いてポチャポチャと音がする ・・・ 胃下垂があり、胃だけでなく体内の袋やくぼみ(副鼻腔、涙のう、肺胞、皮下など)にも水分が多く存在し、くしゃみや鼻水、涙、水様痰などのアレルギー症状や、むくみ、水太りになりやすいことを示唆。
お腹を触ることでさまざまな診断ができるのは、お腹の中に内臓のほとんどがあり、人体の生命活動の中枢とも言えるものが詰まっているため。また、腸の中にはマクロファージやT-リンパ球など免疫力の中心的役割を果たす白血球が多く存在します。つまり、お腹を温めることは、すべての内臓の働きを活発にし、健康を増進させるカギなのです。
もう一つのカギは空腹
石原先生は健康を保つもう一つのカギは空腹(食事療法)と言っています。
その実践を推進するため、ニンジンジュース断食・玄米食・温泉等で健康を増進する保養所(サナトリウム)を伊豆で運営しています。より健康を目指すには伊豆への旅行を兼ねて行ってみるのも良いかもしれません。


By Admin|2024年3月6日|ニュースリリース,|


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