ココアで元気生活 生姜より体を温め 整腸作用も強い

徐々に春の訪れを感じるようになってきましたが、まだまだ寒さがぶり返す日も多くあります。冬服を仕舞いかけたところで、気温が急に下がると、寒さを我慢することになってしまいます。そんなとき、厚着をしなくても、体を内側から温めてくれる飲み物がココアと言われています。体を温めるといえば生姜が有名ですが、実はココアは生姜以上に身体を温かくする効果があるようです。ほかにもココアには健康に良い成分が多く含まれ、病気にならない体を作るためにココアは注目されているのです。

各地で梅も開花し、あと少しで春という時期になりましたが、衣替えの準備は進んでますでしょうか。真冬の服を片付けてしまったという方もいるのではないでしょうか。そんなときに寒さがぶり返すと、体が温まる飲み物が欲しくなるものです。

“体を温める”と聞くと、まず生姜が思い浮かぶ人も多いでしょう。生姜湯を飲むと手足の先がぽかぽか温かくなります。しかし実はココアには生姜より強い冷え性改善の効果があるようです。

 ココアには、血流改善効果や冷え性改善、体表温度維持効果があるポリフェノールが多く含まれ、手足の末端まで冷えづらくなる効果が認められています。

ココアは食物繊維豊富で
優れた整腸作用がある

ココアには、カカオフラバノール等のポリフェノールやミネラルの他、食物繊維が豊富に含まれています。特にリグニンという不溶性の食物繊維が多く含まれ、高い整腸作用が認められていて、便通を良くする効果があります。

腸内をきれいにすることは美容の効果につながります。ココアには他にも美容につながる成分があります。肌を老化させる大きな原因として紫外線が挙げられます。紫外線はシミやシワを作りますが、これは肌に活性酸素が発生するためと考えられています。ココアは、この活性酸素の発生を抑える抗酸化物質が大量に含まれているため、紫外線の影響を減らす効果があり、日焼けのダメージを低減させたという報告もされています。

ココアがもつ多くの健康効果

生活習慣病知らずの体を作る

ココアには他にも多くの健康効果があります。

・脳の機能を改善

ココアが含むテオブロミンには、大脳皮質を刺激し、集中力や記憶力を高める効果があります。ある研究では、脳の神経細胞の活動を促すたんぱく質を増やす働きがあるという報告もされています。

・歯周病菌の減少、口臭予防

ココアは、歯周病の原因となるインターメディア菌やジンジバリス菌に対して抗菌効果があるようです。また、むし歯の原因のミュータンス菌に対しても抗菌作用が認められています。さらに、歯垢をつきにくくする働きもあるため、むし歯や歯周病予防になると言われています。

このため、歯周病による口臭の素であるメチルメルカプタンや硫化水素などの成分を減らすことができ、口臭が減るということも実証されています。

・血圧の適正化と動脈硬化の抑制

 ココアは血管を拡張する効果が認められていて、血圧の適正化が望めます。高血圧の患者の血圧を下げたという報告もあります。さらにココアの抗酸化作用により、コレステロールが血管に付着するのを防ぎ動脈硬化を抑制することも知られています。健康維持の一つとしてココアを飲んでみてはいかがでしょうか。


By Admin|2024年3月27日|ニュースリリース,|


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