重曹とクエン酸 掃除だけじゃない がんにも効果?

重曹やクエン酸を使ったことはあるでしょうか?こう質問すると、掃除するシーンを思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、「最近、疲れが取れ辛い」といった場合に、重曹やクエン酸を知人から薦められたことがある人もいるのではないでしょうか。重曹もクエン酸もそれぞれ、薬用・食用・工業用があり、薬としての効果が認められていたり、健康のための食品として販売されていたりするのです。さらには、重曹とクエン酸でがんを治療するという医師も現れてきています。今回は重曹とクエン酸の効果についてお伝えいたします。

重曹というと、便利で安全な洗剤として注目されることが多くあります。重曹の正体は「炭酸水素ナトリウム」であり、「重炭酸」「ベーキングソーダ」とも呼ばれています。

安全な洗剤としての重曹
酸性汚れを落とすのが得意

重曹は“弱アルカリ性”の性質を持つため、油汚れや皮脂汚れ、焦げ付きといった酸性の汚れを効果的に落とすことができます。重曹粉末小さじ1杯程度を水100mlに溶かして
スプレー容器に入れておけば、汚れが気になったところにひと吹きして、手軽にお掃除できるでしょう。食用としても使われているので、掃除したところを、お子様などが間違えて口にしても比較的安全と言えます。
食品としては、ふくらし粉や灰汁(アク)抜きとして使うのが一般的ですが、二日酔いに良いとか、便秘の改善、疲労回復といった健康効果も知られています。胃薬をルーツにもつ重曹らしい効果といえるでしょう。

アルカリ汚れが得意なクエン酸
水垢除去などに効果的

重曹が油汚れなどの酸性汚れを落とすことが得意なのに対して、酸性のクエン酸はアルカリ性の汚れを落とすのが得意です。たとえば、水垢や石鹸カス、アンモニア臭など。こちらも、水100mlに小さじ1杯程度を溶かして、スプレー容器に入れておき、汚れに気づいたら、さっとひと吹きして掃除すると良いでしょう。クエン酸も食品になるほどなので、お子様やペットなどが掃除跡を口にしてしまっても比較的安全と言えます。

重曹とクエン酸は非常に安価な
がんの代替療法になる?

重曹は血液や体液や細胞内液の酸塩基平衡(さんえんきへいこう)に作用します。酸塩基平衡とは、体液の酸性とアルカリ性のバランスを保とうとする作用のことです。クエン酸は体内では、エネルギーを生み出したり、物質代謝において中心的な役割を担っています。重曹とクエン酸は、お互いを助け合うかたちで抗がん作用を発揮することが報告されています。
なお、抗がん作用があると報告されているそれぞれの摂取量は1日10グラム程度なので、費用は1日数十円程度。極めて安価ながんの代替療法と言えそうです。病院や薬局に行くことなく、スーパーなどでどこでも手に入り安価な、重曹やクエン酸ががん治療に役立つことは、多くのがん研究者も口にしているようです。

重曹とクエン酸の合わせ技で
抗ガン作用を発揮

重曹とクエン酸の抗ガン作用を簡単に言うと以下になります。がん細胞と正常細胞では、細胞内と細胞外の酸塩基平衡が逆転しているのです。がんの細胞外の水素イオン指数(pH)は酸性で、細胞内はアルカリ性です。ところが正常な細胞では、細胞外がアルカリ性で、細胞内はほぼ中性です。
ここで、がん細胞の細胞内外の酸塩基平衡を、重曹とクエン酸を使って正常化すると、がんの増殖や転移を抑制し、細胞死を誘導できると言われているのです。
ただし、「千人のがん患者がいれば、千種類のがんがある」と言われるように、重曹とクエン酸の代替療法が効く人と、そうでない人がいます。かかりつけ医と相談して、代替療法の導入を検討されるのが良いでしょう。


By Admin|2024年4月10日|ニュースリリース,|


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